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松本の街に近づくたびに僕の気持ちは複雑な気持ちになった。郷愁を感じるや、山々の景色から徐々に都会的な景色へと変わる。この街が僕にとって９７年を総括するためにもここへ行かなければならない。それが僕にとっても、彼女にとっても全く意味のない事だとわかっている。ここにたどり着いたとしても寄りが戻るわけじゃない。ただ彼女が住んでいる街を見てみたい。ただそれだけなのだ。
彼女とは某チャットで知り合った。そして、いつしか画面の中で恋する関係になった。しかし、それはヴァーチャルなものである事を認識はしていた。なぜなら彼女にはちゃんと家庭があったのである。松本の街は薄曇りだった。
それは複雑な僕の気持ちを表しているようだった。（つづく）

すごいね〜やっぱ遠いとこに帰るって感じ〜
松本にはおいらの友達がいる〜会ってないなぁ~・・・連絡もないし（＾＾；
そうなんだ〜家庭持ってたの（＾＾；
残念・・・だったね！頑張ろうね〜おいらも・・・