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ある日、突然僕の親友が死んだ・・・・。
その一報が僕の携帯電話に届いたのは、真夜中の１２時を少し過ぎたころ。
初めは、冗談だと思っていた。昨日まで、元気に僕と話をしていた親友が
死んだなんて、直ぐに実感がわくものではない。
その親友の名は、大塚 陽一。大塚は、僕と何故か気があった。いつも、一緒につるんでいた。
そんな彼が死んだなんて、信じたくない。
彼は、自分から死を望んだわけではない。まして、病や身体が弱い事などなかった。
彼は、誰かに死を望まれたのだ。
そう、大塚は、何者かによって殺されたのである。
僕が通っている高校の体育館倉庫で殺されたのだ。体育館倉庫の内側から鍵が掛けられていたらしい。
まさに、それは、密室殺人と言える出来事であったのだ。
そして、僕は、・・・・・。
つづく